革首輪工房 with Dogs
革首輪工房 with Dogsのblogです。ハンドメイドの革製リード・首輪・チョーカー・鑑札入・迷子札を作っています。公私混同のblogですので、製作事例・商品について・イベント情報などは、左のサイドバーの「カテゴリー」からご希望の項目を選んで見て下さいね。
この記事は2014年1月24日に再編集しました。
まずは、バックルタイプのカラーのバックル回りについて、UPの画像で紹介させて頂きますね。

当店ではこんなバックルを使用しています。革と革との接着部分はあえて手間のかかる“手縫い”にしています。やっぱりこの方がカッコイイし、せっかくの飾りカシメの存在感を邪魔しないと思うのですよね。
手縫いの糸は丈夫な麻糸を使用し、縫う部分の革を少し削ってて糸を沈める事で、糸が擦り切れ辛いようにしています。
また、ミシンと違いロウを縫った糸を一針一針交差するようにしっかりと縫い付けていきますので、一部が切れてもそこから一気にほつれるという心配はありません。

バックルに通した状態はこんな感じ。
時々、バックルが裏向きに付いているのでは?というお問い合わせを頂きますが、このバックルはこの形が正解なのです。舟型美錠などと言われるタイプのバックルなのですが、ベルト通しも兼ねたバックルになっています。
またリードをかけるDリングは安全の為、継ぎ目の無いものを使用しています。

角度を変えて見るとこんな感じです。
調節用の穴は、ご希望のサイズを中心に1cm間隔で前後に2個ずつ、計5個開けています。
つまり前後に2cmずつ調節できるようにしていますので、多少体重が前後しても、トリミング前と後でも調整可能です。
もちろん、成長段階のワンちゃん等で、もう少し調節幅が欲しいという場合は、穴を多めに開ける事もできますので、オーダー時にご相談下さい。
ちなみに正面から見るとこんな感じ。

「飾りが取れたりしないですか?」というお問い合わせを時々頂きます。
当工房では、飾りをカシメ止め、もしくはネジ止めをしています。
その為に裏から見るとこんな感じです。

小さいチョボは飾りカシメの裏止め金具です。それより少し大きめのネジはコンチョ(ターコイズやコインのような大きなヤツ)の留め金具です。
市販の首輪では時々ボンドで止めているだけの物が有り、犬が首を掻いた時などに簡単に外れてしまう事があるようですが、当工房ではそのような止め方はしていませんので、普通にお使い頂く分には外れたというトラブルは頂いた事が有りません。
また1枚革のため、裏側に爪が出るスタッズは使用していません。
次にハーフチョークタイプです。

当工房ではS・M・Lの3種類のチョークチェーンを使用しています。犬具用にしっかりと溶接されたものを使用しています。チェーンの長さは基本的に決まっています。
ただ、Sサイズの場合は通常よりも細いチェーンも取り寄せ可能です。
また、Lサイズの場合は通常よりも長めのチェーンを取り寄せすることも可能です。
ご注文の際には、首周りと一緒に頭回りも測ってご連絡下さい。
そのワンちゃんに合ったサイズのチェーンでお作りさせて頂きます。

上から見るとこんな感じ。

バックルタイプやリードとも共通する事ですが、手縫いの場合、接着部分の段差が出ないように斜めにカットしています。

また、コバ(切り口)は角を落として丸くなるようにして、床(裏面)と一緒にしっかりと磨いています。
その為に、擦れて毛切れする心配も軽減されていますし、使い初めから手に馴染むように加工しています。
この作業に一番時間を掛けているのですよ。
ちなみに上の画像は、向かって左が切ったままの状態で、右が角を落として磨いた状態です。
さて、最後にリードです。

ワンちゃん側のナスカンです。ここにDリングが付いています。このDリングに取っ手側のナスカンをつなぐと“ショートリード”になるのです。便利でしょ。ナスカンは犬具用の補強されたもの、Dリングは継ぎ目の無いものを使用しています。

斜めから見るとこんな感じです。
リードももちろん接着部分は斜めにカットして、段差が無いように加工しています。

取っ手のつなぎ目のナスカン部分です。カフェなどでチョッと係留するのに便利です。
でもどうしてもこのナスカンは要らない、という方はそれも対応できます。(300円引き)

表側から見るとこんな感じです。カラーの所でも書きましたが、手縫いの糸は丈夫な麻糸を使用し、縫う部分の革を少し削ってて糸を沈める事で、糸が擦り切れ辛いようにしています。
また、ミシンと違いロウを縫った糸を一針一針交差するようにしっかりと縫い付けていきますので、一部が切れてもそこから一気にほつれるという心配はありません。
尚、ナスカンはお客様のご要望に応じていくつか種類があります。

特に超小型犬には標準よりも小さめのナスカンをお付けする事も可能ですので、オーダーの際にお気軽にご相談下さい。
どうでしょうか、細かいディテールをご理解いただけましたでしょうか?
当工房では、上質の素材を使用し、とても細やかに手を加えてお作りしています。
また、金額的にも納得して頂けるような設定とさせて頂いています。
私は自分の作ったリードやカラーの事を“作品”では無く“商品”だと思っています。
リードやカラーは大切に飾っていても意味が無くて、その商品を着けて愛するワンちゃんと一緒に色々な所へ遊びに行ってあげて欲しいと思うのですよね。
ワンちゃんと飼い主さんが笑顔になれるようなリード&カラーを作りたい。
それが私の理想なのです。
PS.現在の製作状況などをfacebookにUPしています。“いいね”って押して下さいね~♪

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まずは、バックルタイプのカラーのバックル回りについて、UPの画像で紹介させて頂きますね。

当店ではこんなバックルを使用しています。革と革との接着部分はあえて手間のかかる“手縫い”にしています。やっぱりこの方がカッコイイし、せっかくの飾りカシメの存在感を邪魔しないと思うのですよね。
手縫いの糸は丈夫な麻糸を使用し、縫う部分の革を少し削ってて糸を沈める事で、糸が擦り切れ辛いようにしています。
また、ミシンと違いロウを縫った糸を一針一針交差するようにしっかりと縫い付けていきますので、一部が切れてもそこから一気にほつれるという心配はありません。

バックルに通した状態はこんな感じ。
時々、バックルが裏向きに付いているのでは?というお問い合わせを頂きますが、このバックルはこの形が正解なのです。舟型美錠などと言われるタイプのバックルなのですが、ベルト通しも兼ねたバックルになっています。
またリードをかけるDリングは安全の為、継ぎ目の無いものを使用しています。

角度を変えて見るとこんな感じです。
調節用の穴は、ご希望のサイズを中心に1cm間隔で前後に2個ずつ、計5個開けています。
つまり前後に2cmずつ調節できるようにしていますので、多少体重が前後しても、トリミング前と後でも調整可能です。

もちろん、成長段階のワンちゃん等で、もう少し調節幅が欲しいという場合は、穴を多めに開ける事もできますので、オーダー時にご相談下さい。
ちなみに正面から見るとこんな感じ。

「飾りが取れたりしないですか?」というお問い合わせを時々頂きます。
当工房では、飾りをカシメ止め、もしくはネジ止めをしています。
その為に裏から見るとこんな感じです。

小さいチョボは飾りカシメの裏止め金具です。それより少し大きめのネジはコンチョ(ターコイズやコインのような大きなヤツ)の留め金具です。
市販の首輪では時々ボンドで止めているだけの物が有り、犬が首を掻いた時などに簡単に外れてしまう事があるようですが、当工房ではそのような止め方はしていませんので、普通にお使い頂く分には外れたというトラブルは頂いた事が有りません。
また1枚革のため、裏側に爪が出るスタッズは使用していません。
次にハーフチョークタイプです。

当工房ではS・M・Lの3種類のチョークチェーンを使用しています。犬具用にしっかりと溶接されたものを使用しています。チェーンの長さは基本的に決まっています。
ただ、Sサイズの場合は通常よりも細いチェーンも取り寄せ可能です。
また、Lサイズの場合は通常よりも長めのチェーンを取り寄せすることも可能です。
ご注文の際には、首周りと一緒に頭回りも測ってご連絡下さい。
そのワンちゃんに合ったサイズのチェーンでお作りさせて頂きます。

上から見るとこんな感じ。

バックルタイプやリードとも共通する事ですが、手縫いの場合、接着部分の段差が出ないように斜めにカットしています。

また、コバ(切り口)は角を落として丸くなるようにして、床(裏面)と一緒にしっかりと磨いています。
その為に、擦れて毛切れする心配も軽減されていますし、使い初めから手に馴染むように加工しています。
この作業に一番時間を掛けているのですよ。
ちなみに上の画像は、向かって左が切ったままの状態で、右が角を落として磨いた状態です。
さて、最後にリードです。

ワンちゃん側のナスカンです。ここにDリングが付いています。このDリングに取っ手側のナスカンをつなぐと“ショートリード”になるのです。便利でしょ。ナスカンは犬具用の補強されたもの、Dリングは継ぎ目の無いものを使用しています。

斜めから見るとこんな感じです。
リードももちろん接着部分は斜めにカットして、段差が無いように加工しています。

取っ手のつなぎ目のナスカン部分です。カフェなどでチョッと係留するのに便利です。
でもどうしてもこのナスカンは要らない、という方はそれも対応できます。(300円引き)

表側から見るとこんな感じです。カラーの所でも書きましたが、手縫いの糸は丈夫な麻糸を使用し、縫う部分の革を少し削ってて糸を沈める事で、糸が擦り切れ辛いようにしています。
また、ミシンと違いロウを縫った糸を一針一針交差するようにしっかりと縫い付けていきますので、一部が切れてもそこから一気にほつれるという心配はありません。

尚、ナスカンはお客様のご要望に応じていくつか種類があります。

特に超小型犬には標準よりも小さめのナスカンをお付けする事も可能ですので、オーダーの際にお気軽にご相談下さい。
どうでしょうか、細かいディテールをご理解いただけましたでしょうか?
当工房では、上質の素材を使用し、とても細やかに手を加えてお作りしています。
また、金額的にも納得して頂けるような設定とさせて頂いています。
私は自分の作ったリードやカラーの事を“作品”では無く“商品”だと思っています。
リードやカラーは大切に飾っていても意味が無くて、その商品を着けて愛するワンちゃんと一緒に色々な所へ遊びに行ってあげて欲しいと思うのですよね。
ワンちゃんと飼い主さんが笑顔になれるようなリード&カラーを作りたい。
それが私の理想なのです。
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なぎさの記録 2007/10/12/Fri 14:46
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